プロフィール

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井本史夫

井本史夫(いもと ふみお)
横浜市青葉区にある井本動物病院の院長先生。1945年、兵庫県三木市生まれで、帯広畜産大学卒。3歳よりネコと寝起きを共にし、小学生から中学生のころの泳ぎ相手はイヌ。 大学時代はアパートでウサギを飼育、研究室ではニワトリの世話をし、走っているウマの応援が好きな虎ファンと、まさに動物づくしの人生を送っている。著書に「集合住宅でペットと暮らしたい」(集英社)「間違いだらけの室内犬選び・育て方」(講談社)など。
井本動物病院HP
http://imoto-ahp.com/

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羽田の犬

 羽田空港airplaneで滑走路を犬dogが走って、一時封鎖

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080415-00000939-san-soci

 というニュースがありました。

 ネパールのカトマンズ空港なんか、猿(インドアカゲザル)が滑走路を悠々と歩いてます。飛び立つ前の飛行機は、滑走路を過ぎるまで、じいっとというかのんびりまっています。誰も追い払いません。

 羽田空港とカトマンズ空港の発着便数は比較にならないでしょうが、

 どうやって犬を追いかけたのか、ちょっと見てみたかったです。

 今日のニュース なんかで流れるかなあ〜。
 

ペット可物件アリマス

ペットの定義

 どこからペットというのか・・・・という疑問が編集部の木谷さんから出ています。

http://blog.smatch.jp/smatch/archive/340

 人が家庭で飼っている動物はすべてペットです。
 
 ペットの語源ですが、16世紀ころ、スコットランド地方で、傷ついたり弱ったりして母屋に入れて育てた子ヤギや子ヒツジをペットと言ったそうです。
 それが、産業革命以降、都市で作業をしない犬猫が飼われること多くなりが、それもペットと言うようになりました。

 ですから、室内で飼っている動物のことを指すといってよいと思います。

 鳥であろうが、魚であろうが、虫だって。
ですから、ゴキブリでも勝手にいるのではなく、餌を与えていればペットです。名前なんかつければ、完全にペットです。
 
 じゃ、昔のように外で飼われている犬は・・・厳密にはペットと呼べないでしょうね。
 

ペットフードも・・・か

 こんなニュースも飛び込んできました。
 こちらは、法規制がないのです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071031-00000301-yom-soci

 今までお買いになったフード、おやつをチェックしてみてください。



 

明日は、動物感謝デー

急な話ですが、明日、東京都庁の都民広場で、テレビ番組の収録があります。

NHKBS2の「ペット相談」のスペシャル版の録画撮りです。

明日は、日本獣医師会が主催する

2007動物感謝デー in Tokyo “World Veterinary Day”

という行事が同じ会場で行われているのですがそこで収録するのです。

出演者は

犬派dogとして、川島なお美さん、宍戸錠さん、チェン・ミンさん、寺門ジモンさん
猫派catとして、小林幸子さん、楠田枝里子さん、真琴つばささん、山本晋也監督

司会はいつもの大桃美代子さん。そして小松アナ。それにアメリカザリガニさんです。

収録は午後1時開始の予定です。

それが終わって、午後3時から「獣医師と話そう」というトークセッションがあります。
恥ずかしながら、両方にでます。

お声をかけていただく時間がありましたら、ワタクシに「ブログみてます」とおっしゃっていただければ、ありがたいです。

会場には、全国から獣医系の各大学がブースを構えていますので、獣医師志望の方にはぜひおいで願いたいと思います。

獣医師の仕事のこと以外にも、動物についてのいろいろな情報を得ることができると思います。

もちろん、お目当てのタレントさんのナマをみるのもいいかもしれません。

写真は、ワタクシの母校です。ひろびろとして、都会の大学とは雰囲気がまったく異なります。アメリカの大学のような感じです。








14億円の遺産をもらった犬

 こういう話ですから、アメリカの話です。

 ホテル女王だった方が遺言で、自分の犬のために1200万ドル使うように言い残していたんですって。

 4人の孫のうち2人には、自分たちの父親の墓参りを年1回はする条件でそれぞれ500万ドル贈ったそうですが、あとの二人は、1セントもないそうです。

 犬の名前は、トラブル だそうです。遺産がもらえない孫とは、トラブルがあったんだな。

 

 

ペットフードの安全研究会発足

 中国産原材料を使ったペットフードで、アメリカで犬・猫が亡くなったというニュースがありましたね。
 
 日本でそういうことが起こらないように、農水省と環境省が「ペットフードの安全確保に関する研究会」というのを今月中に立ち上げるそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000403-yom-bus_all

 やっとです。それまで、業界(ペットフード工業会)の自主ルールはあったのですが、そこに入っていない会社もありますし・・・。
 牛や豚などは、肉が人の口に入ると言うことで、前からあったのですが。

 当然、法律も必要です。
 

犯罪の周辺への疑問

 グレート・デンを近所迷惑な形で飼っていて、業者登録せずに繁殖させて雑誌に広告を載せて販売していたという輩が、逮捕されましたね。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070730i411.htm?from=rss

 ただ、不思議なのは、この人、住所不定って書いてあることです。
 空き店舗にかってに入っていたのでしょうか。
 それなら、不法侵入もつくでしょうから、家主の同意を得ていたということでしょうね。

 家主としては、身元不確かな人であっても、なんとかお金になれば・・・と、・・・せっぱ詰まっていたのでしょうか。

 それにしても、デンを6頭でしょう。食事代はものすごくかかりますよ。
 こーいうのは、持ち主に請求されるのでしょうが、払われないでしょうね。

 デンのこの先の運命も暗いです。

熱中症に気をつけて

 昨日、熱中症の犬がかつぎこまれました。今年の第1号です。

 17歳という年齢でしたし、発見するまでに時間が経っていたようで、残念ながら死亡してしまいました。
 病院にきたときは、体温は43℃。急速に冷やしても、15分後に42.6℃になるのがやっとでした。

 首都圏の気温は、昨日から、30℃を超えています。
 外にいる(つながれている)犬にとって、30℃は危険すぎる気温です。
 外の犬たちには、25℃から危険ゾーンだと考えた方がよいでしょう。

 散歩に行くときも、アスファルトやコンクリートに手を当てて、暑くないことを確認してから出発してください。

 老犬、肥満犬、短頭種、心臓の悪い犬dogは、要注意dangerです。

 

猫が天使になったわけ

 壊れかけたパソコンから、新しいのに換えたのですが、あまり、スマッチとの相性がよくないようです。VISATAの性でしょうか。

 「天使のような猫」にいただいたコメントの返答をいたします。

 臭い(アンモニア臭)は、当然、犬にもわかります。犬の場合は、トレーニングすれば、しっかりとお仕事をしてくれますが、このトレーニングは、希望者がいそうにないのが難点です。

 猫が丸まったのは、おそらく、一番はじめ、その臭いをかいだときの布団というかベッドの上が、寝心地がよくて寝た(丸まった)のではないかと思います。
 臭いとよい寝心地の条件付けができたのではないでしょうか。

天使のような猫

 って言っても、死の天使だそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070727-00000106-jij-ent

 アメリカの養護リハビリセンターで飼われている猫catで、その猫が近づいて丸くなると・・・その人は亡くなるそうです。

 死んだ人の死因と、猫がそばに来て何日目に亡くなるのか、書いてないのでなんとも言えませんが・・・

 推測するに、死因は腎不全ではないかと思います。

 腎不全の患者さんには、アンモニア臭が漂います。尿毒症になればよりひどくなります。

 猫にとって、そのあたりの臭いの嗅ぎ分けなど、オチャノコです。

 しかし、日本だったら、お迎え猫 って呼ばれているかも・・・。

 招き猫は使用されてますし、ね。

 

 

ペットは4位だそうで・・・

 昨日の日経新聞の朝刊19面に、
 「IT・ペットは温暖化助長?」という記事が載っています。

 国立環境研究所と九州大が二酸化炭素の排出量の変化について試算したところ、1位情報サービス、2位パソコン、3位携帯電話、4位ペットということになったそうです。
 全部、現代〜未来的なものですね。
 
 省エネや生産効率は進むけれど、利用の拡大が上回って、排出増に結びつく・・・って記事には書いてあります。
 
 でも、今となっては、パソコンや携帯電話は手放せないでしょう・・。

 記事は続いて・・・

 ペットも、エネルギーが比較的かからない金魚などから室内で暖房器具を使って飼う小動物にペットの主体が変化しているためと分析している・・ってなっていますが、・・・ウン?・・・という感じです。

 暖房がらみで分析するのなら、戸外で飼育されていた犬などが、室内飼育によって・・・という分析にしてもらいたいですなあ。

 それはそうと、金魚って減っているのかなあ・・・高い熱帯魚は増えているみたいだけど・・・。
 話は飛んで・・・
 金魚なら奈良県の大和郡山だって思っていましたが、最近は、愛知県の弥富町が生産高日本一なんですね。

 それはそうと、最近、金魚の診療がないなあ?
 どうしてだろう?

速報!犬のシッポは

 イタリアのトリエステ大学の研究チームが、「犬のシッポのふり方の感情表現」で、研究発表した・・・ってニュースです。doghappy01

 ひょっとして、このニュースはノーベル賞もの・・・イヤ、違ったイグノーベル賞ものcrown
 あるいは、エイプリル・フールの流れ弾pig・・・かな。

 続報にご期待wink下さい。
 

ブルセラ症

 朝、マスコミから何件かコメントを求める電話があったのですが、
 大阪で、犬のブルセラ症が発生しました。

 ブルセラ症は、家畜の病気ですが、人にも感染する人畜共通感染症です。

 頻繁に発生する病気ではありませんから無闇に恐れる必要はありませんが、発生源の近くの人で風邪のような症状のある場合は、早めに病院へ行きましょう。

 取り急ぎ、アップします。

 

崖犬に70件

 今週は、狂犬病関係や徳島の崖の途中にいた犬など、犬関係のニュースが多かったですね。・・・わたしのところにも、取材陣が・・・というほどではないけれど・・・来たり、電話が来たり・・・でした。

 で、いつもと同じ・・・と思ったのは、
 崖犬を引き取りたい・・・という人が70件以上いるというニュースです。

 この人たちは、ニュースになった犬は引き取りますが、「他にも引き取ってもらいたい犬がいますよ」っていっても「そんな犬はいりません。あの崖にいた話題になった犬が欲しいんです」って、いいます。
 自分の飼っている動物には、かならず自分や家族と動物との物語りができます。いっしょに住んでいるからできるのです。ところが、物語りつきの動物を求める人は・・・ほんとうに動物のことを考えてわけではありません。・・・・残念なことです。

 2180万円の家を465万円で売って住み替えたヒロコさんの小学校のお嬢さんの爪の垢でも煎じて飲ませたい。

また、狂犬病患者が

横浜の人で、フィリピンに行った60代の男性が、狂犬病に感染したようです。

ニュースでは、狂犬病はほぼ100%の死亡率っていいますが、ほぼは消した方がよいです。「発症すれば必ず死ぬと考えた方がよい」のです。
 昔は、その病状のために「座敷牢」に入れたぐらいに、悲惨な病状になるのです。

 よく言われるように「安全と安心がタダ」と思っている人が、全世代になったようです。

 今から15年ほど前に、アメリカの空港で通り過ぎる人を観察したことがありました。
・・・・・なにしろ、マンウオッチングも趣味の一つですので・・・・

 そのとき、日本人以外のほとんどの人は、しゃべりながら歩いていましたが、日本人は、口を開けながら歩いていました。口を開けているって、無防備の象徴みたいなもんです。

 

  

狂犬病 日本では

 以前にもこのブログ上でエントリしたかもしれませんが、再度。

 日本での狂犬病による最後の死者は、1957年です。犬dogの発生はその2年後1959年が最後です。1970年の死者は、ネパール旅行中に感染したもので、日本国内での感染ではありません。
 1950年に狂犬病予防法memoができて、10年以内に日本から狂犬病が無くなったのです。この法律が、世界的に見て、まれに見る有効だった法律と評価されるのは、そういうところにあるのです。

 日本に狂犬病が入ってきたのは、徳川吉宗(1684〜1751)が将軍のころとと言われています。長崎の出島から入ってきたのでしょう。
 つまり、中国あたりから来た船yachtに犬が乗っていて、その犬が、出島に下り、門をかいくぐって長崎の街へ出て行き、そのあたりをうろうろしていた犬を咬んで・・・広まっていった。・・・・ということが想像できます。

 この伝搬の図式は、現代でも当てはまります。
 日本の港には、各国の船shipが来ます。その船の中には犬が乗っていることもあります。人や荷物のチェックは厳しく行われますが、乗っている犬の検疫は、小さな港には動物検疫官がいませんので、行われません。
 過去に、船から犬がひょこひょこ下りてくる映像がTVで流されたこともあります。港周辺の野良犬の狂犬病ウイルスの抗体調査が、小樽港で行われましたが、ほとんど保有していないという結果でした。
 現在は、開港されているのが長崎の出島だけ・・・という鎖国時代と異なり、全国の港に世界中の国から船が入ってきます。その上、船のスピードは昔と比べものにならないくらい速いですから、潜伏期の間に入ってくる・・・ということは、十分に想像できます。
 現代は、300年前よりうんと危険な状態と言えるでしょう。一番危険なのは、日本海の向こうの国からくる船が、頻繁に入ってくる港です。日本海の向こう側は、狂犬病の発生地域ですから。

 といって、太平洋側もけっして安心はできません。
 10年ほど前、ハワイで起こったできごとですが、アメリカ本土から運ばれてきたコンテナの中にコウモリがいて、それを捕らえて調べたら狂犬病ウイルスを持っていた・・・ということがありました。
 ハワイは狂犬病の発生地域ではありません。同じアメリカ国内でも厳しいチェックをしている地域です。・・・・そのコンテナが、もし日本向けだったら・・・ということも危機管理の上では、考えておかなくてはいけないことです。

 飛行機airplaneで来る犬たちは、成田や関空など、防御態勢がしっかりしていてチェックされるシステムがあります。問題は、そこから漏れているケースなのです。そして、漏れているケースというのは、どこでも統計上に表れないものです。

 では、一般の方は、じっとしているだけなのでしょうか。
 いいえdanger自分の犬に狂犬病ワクチンを接種する・・・という行為だけでよいのです。
 ご自分の犬を家族というのならば、なおさらです。

 


 最貧国といわれるネパールでも、みんな自分のペットを大事にしています。


狂犬病 アメリカでは

 海外に行く方には、狂犬病発生地域かどうか、調べることをお奨めしましたが・・・
 例えば、アメリカでは、年間6〜7000頭の牛や馬が狂犬病で死んでいます。野生動物に咬まれてうつされて・・・が原因です。
 アメリカの都市の中でも、リスなどが動いており、結構可愛い姿を見せますが、見ているだけにしましょう。・・・・ハワイ諸島は大丈夫です。ですから、ハワイに人以外の動物が入るのは、結構大変です。・・・・犬や猫では、狂犬病ワクチンを接種して、血清検査をして、・・・ということをしないと、ハワイには連れて行けません。
 もし、ハワイに引っ越す人で、犬と暮らしているのであれば、・・・・早め早めにしておかないと、予定通りに引っ越せません。

 


 

人の狂犬病 続報

 狂犬病という名前から犬だけの病気と思っておられる方がいますが、すべての哺乳動物が感染します。感染や発症から考えると、神経と脳がある動物・・・脊椎動物すべてが感染する可能性があります。
 感染経路は、通常は、罹患動物(病気にかかった動物)による咬傷部位から、唾液中のウイルスが侵入して、感染します。ですから、人から人・・ということはあまり考えられません。

 さて、今回の患者さんはどのような経過だったのでしょうか。

 8月末にフィリピン旅行中に犬に手を咬まれた。
 11月9日、風邪様症状で、A病院受診
    12日、水が飲みにくく、風が不快との症状でB病院受診。
        脱水症状が認められたので、点滴を受け帰宅
    13日幻覚症状を呈し、再度、B病院受診。恐水、恐風症状が確認され入院。
    14日人工心肺で処置中、現在に至る。
    国立感染症研究所において、狂犬病ウイルス遺伝子を確認。

 約2ヶ月の潜伏期間がありますが、これは咬傷部位から脳に行くまでの距離とウイルス量が関係します。例えば、肩などを咬まれるともっと短い期間で発症します。
 この方の場合、咬まれてすぐにワクチンを接種していたら、助かった可能性大です。

 発症してから典型的な症状まで数日です。ただ、病院に行くまでに、おそらく、風邪かな・・・と思っていた時期はあったのだと思います。しかし、発症した場合は助かりません

 世界の発生状況は、WHOの2004年の年間死亡者推計によりますと 55000人。
 内訳は、アジアが31000人、アフリカが24000人です。
 暴露後のワクチン接種者は、推計で1千万人です。つまり、狂犬病発生地域で犬に噛まれたりなどしたら、ワクチンを受けに行くというのは、常識と思ってください。

 写真説明 
 ネパールでの狂犬病に対する意識は高いので、犬だけでなく猫も猿もハムスターなども、ワクチン接種に連れてきます。

 


 みんなで飼っている犬(コミュニティ・ドッグ)は、接種したことを示す首輪をします。


人の狂犬病対策

 ついに、日本人の狂犬病患者がでてしまいました。
 36年前は、ネパールを旅行中の学生でしたが、今回は、フィリピンへ行った人でした。

 日本国内では、49年の間狂犬病の発生はありませんが、外国の発生例を考えるといつなんどき、発生しても不思議でない状況ではあります。・・・・・これらについては、後日、詳しく書きます。

 しかし、感染した人が帰国後発症するということは、日本人の意識から考えて、もっと発生の確率は高いことだと思っていましたが・・・。

 外国(狂犬病発生地域)に行かれる方airplaneに、取り急ぎ、基本的な注意のみ記します。danger

 1)自分が旅行する地域が狂犬病発生地域かどうか、事前に調べることpcmemo

 2)狂犬病発生地域に旅行する際は、無闇に動物dogcathorsepigに近づかないこと

 3)職業柄あるいは性質上、動物に近づく人は、あらかじめ、人の狂犬病予防注射を接種していくこと。接種法は 1ヶ月おいて2度接種するので、早い時期に接種すること。

 4)現地で、もし動物に傷つけられた(犬に噛まれたなどdog)場合は、早急に、現地の大きな病院hospitalに行き、人用狂犬病ワクチンを接種してもらうこと。複数回接種しなければならないが、その間に帰国する場合airplaneは、狂犬病ワクチンが用意してある日本の病院に受診すること。

 5)例え、旅行前にワクチンを接種している人でも、上記のことは必要です。

 6)発症すると必ず死亡します。・・・今まで二人くらい生き残った人がいるということですが、歴史から考えて何億分の1の確率ですから、生き残れると思わない方がよいです。

 写真は、私がボランティアで行っている、ネパールでの狂犬病ワクチンの接種事業の風景です。

 



もしよろしかったら

 先ほど、日本テレビのディレクターから連絡mobilephoneがありまして、

 今週の土曜日18日午後1時半からの「報道特捜プロジェクト」という番組が放送されるそうです。・・・・自覚的に見たことないので・・・・
 ずーっと以前、野良猫catのことでコメントいたしましたので、それが出るのだと思います。

 もし、よろしかったら話の種にでも、ご覧下さい。1時間半くらいの番組だそうですが、何時頃になるかはわかりません。

お知らせ Ⅱ

お知らせついで、と言っちゃなんですが、
「集合住宅とペット関係」のオープンな講演をしますので、お近くで興味のある方は、どうぞお出でください。

■開催日時 :11月19日(日)午後2時より
■講師    :井本 史夫 獣医師 (横浜市青葉区 井本動物病院 院長)
■開催場所 :横須賀市生涯学習センター「まなびかん」5階 第1学習室
■演題    :「集合住宅でのペットの飼い方、そこで起こる事とその対策」
■参加費   :無料
■主催    :神奈川県獣医師会 横須賀三浦支部

会場の場所など詳細について横須賀三浦獣医師会HP
http://rose.zero.ad.jp/~zag29266/ymva.html)から、「動物関連トピック」を
ご覧下さい。

明日の朝

 いや、大したことではありません。
 NHKの朝7時台だったかのニュースの中の特集で、たぶん、私、出ます。

 テーマは、
 以前から犬や猫の行動で困っている人の相談に乗っておりますので、そのことです。
 別の言い方をすると、ペットの問題行動の行動治療のこと。

 問題行動といっても、問題は、飼い主の方が犬や猫についてあまりご存じないことが原因で、咬まれたり、吠えたり、おしっこをあっちこっちにしたり・・・・、ということになってしまって悩んでいる方がおられるので、咬まなくしたり、吠えないようにしたり・・・こういう風にすればいいんですよ・・・・って、お話ししたりして、直していくわけです。
 人間にとって困ったことをどう直すか・・・ということなんですが。

 中には、ものすごく深刻な問題があったりして、なかなか疲れる治療ではあるのですが。

 私の想いとしては、せっかく楽しい人生をペットと共にって思ったのなら、ちょっと知恵を使って気を楽にして行きましょう・・・・ということが基本です。
 どんな風に編集されているのかわかりませんが、私の意図が伝わっていますかどうか・・・。
 

鳥インフルエンザ

 日曜は、川崎市で、関東地区の獣医学会でした。小動物(ペット)の臨床・産業動物pig・公衆衛生関係の、一般の人に身近な応用科学系の学会memoです。

 そこで、「鳥インフルエンザと渡り鳥」chickという特別講演を聴きました。
 日本や東南アジアで発生した鳥インフルエンザH5N1亜型が、世界に伝搬していった推論を聞きました。
 インフルエンザウイルスは、雁や鴨などの水鳥に由来すると考えられています。水鳥では弱毒型で感染していても無症状ですが、家禽、特にニワトリで病原性の高いウイルスに変異することがあるそうです。

 また、インフルエンザウイルスは、鳥だけでなく、人にも豚pigにも、馬horse・アザラシなど非常に多くの動物にも感染します。

 今回のH5N1亜型トリインフルエンザが、中国南部のポーヤン湖の健康な野生の鴨から発見されましたので、ウイルスの強毒化については、従来と同様のことが考えられます。

 それが世界中に伝搬したのは、渡り鳥だけにそれを求めることには無理があるそうです。
 というのは、場所によってはそういうところもあるが、それよりも、感染家禽の肉製品や糞による伝搬が疑わしいところが多いそうです。・・・例えば、鶏糞を養殖池に捲き、魚を養殖するという方法は、効率がよく、世界各地で奨められています。

 人 → 人の感染は、今のところ地域限定ですので、恐れる必要はないでしょうが、対策がごてごてに廻っている国(中国・インドネシアなど)ほど、被害が多いそうです。
 ・・・・日本はすばやく対策をとっている国の一つです。

不可解な記事

 今日の日経新聞の38面に次のような囲み記事が載っています。

 「治療ミスで飼い犬死亡」「獣医に130万円支払い命令」

 内容は、精巣癌で死んだのは治療ミスが原因というものです。
 裁判長の判決理由「犬の腹部を精査して位置を確認するのを怠り、癌の可能性のある精巣を取り残した」として、獣医師の過失を認定。
 原告は「摘出手術そのものが行われなかった」と裁判官は手術はしたと認めた。獣医師は「きちんと手術した」といっている。

 私のわらないのは、次のような理由です。
 腹部内の精巣は分かりにくいものではありません。もちろん、手術になれていない人には分かりずらいこともありますし、精巣が腹部から内股部にかかっているときなどは分かりづらい・・・というより切除しづらいのですが、輸精管の先にありますから分かりづらいことはありません。
 つまり、精巣は他の臓器とは独立していますので、切除できたかできなかったかということだけが問題にあり、裁判官がいうように「精査しなかったから位置が確認できなかった」ということは、考えにくいのです。位置が確認できなかったら切除できないのですから。そして、取り残す・・・なんか部分的に取り残すみたいな雰囲気ですが、そういうことの起こらないものなんです。

 新聞の限られた字数ですから、裁判官の表現を誤ってつたえているかもしれません。

 しかし、不可解な記事です。記者もわかっていない?・・・・のかな。

 

皮膚疾患に掛かりやすい犬種

 昨日、写真の容量でかすぎてUPできない・・・となきごとをいいましたら、早速、スマッチ編集局から縮小するソフトを教えて頂きました。ありがとうございます。
 とはいえ、パソコンオンチの私が、縮小ソフトを使うためには数時間かかると思いますので、
今日のネタは、犬dogネタで、行きます。

 ある動物医療保険会社の、犬の皮膚疾患罹患率です。皮膚疾患の請求件数が占める割合の高い犬種ということです。
 われわれ獣医師が感覚的に持っている印象と大体重なっています。
 ブル系、テリア系に多いのです。

 1位 ブルテリア       
 2位 ブルドッグ       
 3位 フレンチ・ブルドッグ 

 4位以下10位まで、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、パグ、ボストン・テリア、ワイヤー・フォックス・テリア、ミニチュア・ブルテリア、秋田犬、ニューファンド・ランド と続きます。
 
 おそらく、以上の犬種の半分以上は、各種皮膚疾患に悩んでいると思います。
 

犬の外出免許証

 先日の日経新聞に「ウイーン=時事」として、次のような記事が載っていましたのでご紹介いたします。

 オーストラリアの首都ウイーンは人間と犬の共存を目指し、運転免許証に倣い、愛犬家が犬を連れ歩くに当たっての「犬免許証」となる証明書の交付をはじめた。
 市の担当者は「ウイーン市民は本当に犬好きで、人間と犬が共に暮らすには厳格な手段が必要と考えている。飼い主が愛犬、他人への責任を真剣に考えている証明」と話している。
 市内には15万匹の犬がいると推定され、毎日路上に放置されているふんも目立つ。市では飼い主に愛犬と行動を共にする際の基本的なルールを徹底して守っているため、この証明書を今年1月から交付するようにした。
 取得には犬の健康や行動に関する筆記試験と地下鉄内での口輪の装着やふんの始末といった実技試験に合格しなければならない。費用は25ユーロ(約3600円)ほど掛かるが、取得すれば飼い主に義務づけられている税金1年分の43,6ユーロ(約6200円)が免除され、犬の救急セットやふんの回収用具などがもらえる。
 
 いかがでしょうか。dogmemo

狂犬病のワクチン

 毎年、4月になると狂犬病予防接種が始まります。
 日本から狂犬病がなくなって、もうすぐ50年が経ちます。それなのに、なぜ、予防接種が必要なのでしょうか。
 ひとつには、世界的にはまだ狂犬病は発生していて、毎年5万人くらいが死亡していると推測されていることがあります。
 日本のとなりの国(日本海の向こうも太平洋の向こうも)では、狂犬病が発生しています。そして、それらの国から船shipがいっぱいきています。その中にはイヌが乗っていて、日本の港に着いたときに船から降りてきています。また、日本に輸入される野生動物の輸出国も狂犬病は発生しています。
 つまり、日本を取り巻く環境は、いつなんどき、持ち込まれるかわからない状況だからです。
 もし、狂犬病が日本で発生したとなると、イヌを飼っている人飼っていない人どちらもパニックになるでしょう。そのときにワクチンを求めて病院を走り回っても、たぶん、接種できないと思います。なぜなら、ワクチンは計画生産していますので、おいそれとは生産されません。また、そのときは、発生した地域に集中的にワクチンが行くでしょう。
 
 「そなえあれば憂いなし」です。dogcat

お知らせ

ノラ猫とのつきあい方を考えるための講演会です。
だれでも参加でき、その上参加費はタダです。smile
お近くの方、お時間ありましたらどうぞお出でください。

講演会:「地域猫」のすすめ  〜ノラ猫と上手につきあう法〜
講 師:黒澤泰先生 (横浜市西区福祉保健センター)
日 時:平成18年2月10日(金)
     午後2時〜3時30分
場 所:横浜市青葉区役所4F会議室
     横浜市青葉区市が尾31−4
     交通案内:田園都市線市が尾駅徒歩7分
参加費:無料・先着120名
主 催:青葉区ねことの暮らしを考える協議会
問い合わせ先:横浜市青葉区福祉保健センター食品衛生課
          電話045−978−2356

日本のペットの数

 ちょっと前に、ペットフード工業会が平成17年度のペットの推定頭数を発表しました
 犬は、1306万8千頭dog、猫は1209万7千頭cat とのことです。昨年に比べて犬で4.9%猫で3.9%の増加と言うことです。
飼育率は、犬19.4%、猫14.9%。
ご存じかもしれませんが、日本では15歳以下の子どもの数より、犬猫の数の方が多いのです。・・・・少子化との関連もあるかもしれません。

 写真は、「ネパールのおばあさんと犬」
 チワワではありません。雑種です。・・・・寒い日だったので大事そうに抱えています。

犬のインフルエンザ その後3

 犬のインフルエンザのその後ついて、お知らせします。
 10月21日のScience誌掲載の論文の要約を元にしたものです。

 この問題は、ふたつの問題を孕んでいます。
 それは、哺乳動物における異種間のインフルエンザの伝搬の問題と今回発生した犬インフルエンザについてです。
 この病気の概要です。
 臨床症状は、軽症例で発熱、10日間〜14日間におよぶ、重症例で呼吸器に出血を伴う急性死、です。死後剖検したすべての犬で、肺内部、縦隔、胸膜腔の出血、呼吸器管内全般の炎症 でした。
 伝染経路は、鼻腔や気道を介した経鼻感染が確認されています。

 哺乳動物における異種間のウイルス感染は極めて稀ですが、今回、馬のインフルエンザウイルスが、犬インフルエンザウイルスに変異したということは、今後このようなことが起きる可能性を示唆しています。
  
 

ある調査から

 ペットフードメーカーなどが加入しているペットフード工業会というところが、50代のビジネスマンを対象に、「退職後の犬猫飼育に関する意識調査」をしています

http://www.jppfma.org/topics/topics-s0511.html

それによりますと、飼育者の74.7%、非飼育者の44.7%が退職後の犬猫飼育の意向を持っています。
 飼育者に対して「飼っていて良かったと思うこと」を尋ねていますが、
「家庭が和やかになる」(65.3%)、「家族のコミュニケーションに役立つ」(61.3%)、「毎日が楽しく過ごせる」(46.7%)、「ストレスを解消してくれる」(41.3%)との回答が寄せられ、犬や猫と暮らすことが個人の精神的な癒しだけでなく、家族内のコミュニケーション−を円滑にすることがわかります。happy01

ペットは癒し

 話題を「住まい」に変えようと思っているのに、お伝えしておいた方がよいと思われる話題が流れています。

 「心臓病には犬ー人より癒やし効果」という、話題です。
 アニマルセラピーって言葉、ご存じでしょう?
 この方面に関心のある人なら「なにをいまさら」って思うでしょう。もう二十数年も前から報告されていることですから。
 でも、今回の発表が注目されるのは、人の心臓病学会で発表されたことです。

 アメリカやカナダでは、医療保険も民間ですから、「ペット飼っていると保険料が安くなる」というような保険ももうすでに売り出されているということです。
 ・・・ただ、なんでもいいからペットを飼えばよいってもんじゃありません。念のため。

犬のインフルエンザその後2

 犬のインフルエンザのその後ですが、その後、情報が入ってきていません。

 しばらくは日本の犬には起こらないだろうと思います。
 というのは、アメリカにいる犬の数は、約5000万頭。その中で感染はあるというのも、驚異的に広がっているわけではない。・・・また、アメリカから入ってくる犬は5千頭もいないはずです。ということは、確率的に1万分の1もない。
 ということで、しばらくはあわてなくてもよい、ということです。
 ただ、鳥インフルエンザと同じで、こういうのは思わぬところから発生することがありますので、情報の獲得は、こまめにチェックしてください。
 情報が入り次第、このブログを第一にして流します。

 ただ、この犬のインフルエンザの情報は、おそらく、日本では一番早くここに載ったと思います。・・・・・ちょっと自慢。

 犬のインフルエンザのことをニューヨークタイムズに載ったのが9月22日。
このブログに書いたのが、9月23日。
「犬のインフルエンザその後」を書いたのが、10月1日。
日本のマスコミ各社が取り上げはじめたのが、10月末。毎日だったかは、早かったと思います。
 
 
 
 

猫が指をかじった!?

 「埼玉県の特別養護老人ホームで6日、入所者の80歳代の女性が猫にかじられ、右足の指をすべて失うけがを負っていたことが8日、わかった。」

というニュースがありましたね。
 私のところにもスポーツ紙の記者から電話があり、質問されました。
 猫の攻撃性の原因は、縄張り争い、オス同士、捕食などいろいろありますが、今回の原因になるようなことは考えられず、記者には「わかりません」と答えました。
 5本の指すべてがなくなっているということを、猫が食いちぎったと考えるのは無理があるような気がします。
 犯人と思われている猫のふだんの性格がわかりませんので、なんとも言いようがありませんが、不思議な事件です。

「犬のインフルエンザ」のその後

 「新型犬インフルエンザ」は馬のウイルスが変異したものだそうです。
 感染犬の8割は軽い症状で済み、症状が全く出ない犬もいて、致死率は推定5-8%。 人への感染例の報告はありません。
 昨年1月、フロリダ州のドッグレース場でグレーハウンド22頭に発熱やせきなどの症状が出て、8頭が肺炎などで死んだそうです。テキサス、ウィ スコンシン州などでもレース犬で感染がみられたほか、フロリダやニューヨークでは動物病院などのペットにも見つかったそうです。

犬のインフルエンザ

 ニューヨーク・タイムスの9月22日付けの記事よりますと、

「犬の致死的なインフルエンザ・ウイルスが、7州でみつかった」

ということです。まだ記事の全文を読んでいませんが、詳細がわかり次第、掲載いたします。